いや〜嬉しいんです。
何よりまずお話するネタになるし、
うつわ好きとはいえ、
ついついひとりよがりな、
わかりにくい書き込みになってしまっているのではと、
心配をしてはいるので、
こうした質問は、とっても勉強になります。
ぜひぜひ、みなさんもお気軽に質問を書き込んでくださいね。
さて質問ですが、
「突然ですが、2/6のブログに出てきた「安南手」は何て読むのですか?素敵な猪口ですね」
はい、答えさせていただきます。
「安南手」は「あんなんて・あんなんで」と読みます。
安南は今のベトナムあたりのことです。
やきもの「安南」は、下絵(釉薬の下に書くこと)のゴス(呉須=やきものの青い絵の具)が、
滲んだ表情が特徴を景色として茶人(桃山時代から)に愛されて、
今日にいたります。
この手法が日本に定着して、安南手(あんなんて)、絞り手(しぼりて)などともいわれます。

安南(ベトナム)も中国文化圏だったようで、
中国の青華(日本では染め付けといいます)のまねというか、
当地で作ったところ、材料や技術の問題で、
滲んだ染め付けになってしまいがちでした。
いわばB級品ですが、桃山時代の茶人たちには、
侘び寂びの感性から、そこが景色(チャームポイント)として好まれ、
なぜか日本に、そのまま手法として(わざと滲ませて)、
作られ続けております。

関西などでは、「この絞りでよう泣いているな〜」
と、にじみ具合を、泣くと表現しています。
そういえば、滲んだマスカラぽいかもしれませんね。

いかがでしょうか、山桜さん、
おわかりいただけましたか。
さて、次はどなたが質問していただけますか。
楽しみにしていま〜す。
参考にしてください過去のブログです:どこかアンティーク
甘庵
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