皆さん本当に真面目なんですよね。
まぁー確かに、甘庵はそうとうにいい加減だとは、
自覚しておりましたけど、
改めて感じました。

真面目に真剣にお話しを聞いていただいて、
とても細かく考えられていることが伝わります。
と同時に、器選びも「絶対失敗しない」という、
気構えを感じでております。
でも、器選びは考えすぎるとかえって難しくなりすぎでしまいます。
というか、有る程度しぼれてからの、
最後の選択には大いに役立つことがあると思いますが、
理論的にだけチェック項目で選択していっても、
自分にとって良い器となるかは、
さて、どうかな〜。

器選びの極意は、好きな器を選ぶことです。
それしか有りません。
選択基準の中に、性能に関することがあれば、
それは、陶器に磁器の性質を求めるのも、
漆器にステンレスの性能を求めるのも無理なわけで、
それぞれの材質素材を生かしている器なら、
大きく期待を裏切ることはありません。
それより、「一目惚れ」や「なんかわかんないけどコレが好き」
という、選択のほうが、正解だとぼくは思っています。

もちろん好きという中に、
その器を自分が使うイメージがわかない器はダメですよ。
カップなら好きな飲み物がイメージできたり、
プレートなら得な料理を盛りつけてみたいと思ったらと、
そんな器ならまず失敗はないですよ。
器選びは、食いしん坊や呑み助が上手なことが多いのも、
そのあたりと共通することですね。
後は手に入れてたくさん使えば元が取れるし、
器のいいところがもっとわかり、
ますます好きになる。
やっぱり器は使わないと生きて来ません。
だからこそ、好きな器を!
好きだからこそ出番も増えて、
さらに上手に使いこなすことができていきます。

好きな器に出会ったら、それは縁です。
手仕事の器なら、一期一会ですから、
橋渡しする物としては、
縁を得る勇気を欲しいと願うばかりです。
甘庵
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