うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

収納性が高い器

角掛さんの器の魅力の一つに、
重ね合わせが良いことがあります。
特に皿は、型鋳込みの量産品並です。
毎日使う物ですから、重ね具合のいい器は、
収納性が良く、出し入れも楽でなくてはいけません。

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国土の狭さは、自ずと食器棚のスペースまで響きます。
収納上手になるにも、普段使う器が、
家族分が重なって納まると、大変便利です。

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粉引7寸皿と、黒7寸皿に黒8寸皿を、
それぞれ重ねて見ました。
どうです。
きちんと重なっているでしょ。
でも、一枚ずつ見れば、ちゃんと手仕事らしく、
それぞれの顔をもっていて、
それぞれに「私を連れて行って〜」と強く主張するので、
求められる方を、迷わせます。

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大筋のところでは、きちんと筋を通していても、
それぞれの表情や土肌、端の処理が違ったり、
焼成で、灰のかかり具合や溶け具合、
珪石や長石の混ざり具合など、
自分との良い出会いは是非手にとって悩んで欲しいところです。
この悩み、選ぶところも、器とのお見合いも、
楽しみの一つですからね。
選んだ皿は、もう一度重ね具合を確かめて、
後はもう、バンバン使うっきゃないっしょ。

                 甘庵


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