どこに惹かれるかと考えてみました。
アトピーなどの方は肌に良くてとか、
綿や麻という植物繊維と藍という自然素材に惹かれる方など、
いろいろ細かく、吟味される方も多いのですが、
まずは、素直に藍、紺という、
化学染料とは違うブルーの色合いに惹かれる方が、
もっとも多いかと思います。

藍は染料としては、やっかいで手間がかかり、
そのくせ、ムラが出たり、染まりにくかったり、
染めたあとも固定しにくかったり・・・・。
染料としての性能が良いとは言い難いかもしれませんね。

でも、ぼくの感じでは、
個性ある土肌のやきものみたいに、
癖があるけど独特の味わいの食材だったり、
綺麗な声というより少しハスキーだったりする歌声みたいに、
藍の持つ短所もそれが藍の個性であり魅力と、
受け取れることが、使い手にとって魅力と感じるのでしょう。
もっとも、その特徴を長所短所を含めて、
いとおしく引き出し、手間や経験で補い、
魅惑的な藍染めにしあげてくれる、
作り手が必要です。

だからこそ、藍への熱い思いを持った森くみ子さんの藍染めを、
ぼくは皆さんにご紹介していきたいと思いました。
とはいえ、いつも言うように、
つたない画像や文書よりは、手に取り見て頂くのが、
一番なのは、他の手仕事と変わりありません。
いいえ、色に敏感なかたなら、もっとわかり安いかもしれません。
是非、お出かけください。
甘庵
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