人気のある器です。
でも、器って本当は、約束なんかなくて、
オナーの勝ちで、手にした方が、
何に使っていただいてもかまわないものです。
ただ、使いづらかったり、
何かに使うことで、香りが残ったり移ってしまったり、
次ぎに使いづらくなる使い方は、
さけるべきでしょう。

それと、見立てて使うなら、
品や格の見極め方が大切なのではないかと、
ぼくは思っています。
桃山時代に朝鮮半島の庶民が飯碗につかっていた器を、
茶碗に見立てたときにも、
なんでも良かったわけではないと思います。
たくさんのなかから選別されていった器が、
愛でられて、残っていったと思います。
その選別には、品格が一つの要素だったと、
ぼくは考えています。

ソバチョコは、
持ってよし、手に持ってよし、口を付けてよし、
そのためにに、多目的ですが、
品と格を持っていてこそ、
その範囲も広がり、お客さんを持てなす器にも、
なりうると思います。
藤田さんの器には、華があるだけではなく、
品と格も備わっていると思います。
だからこそ、普段使いながらも、
心が和み、どこか貴族的に気分にさえしてくれます。
ソバチョコも例外ではありません。
甘庵
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