今回の高松さんや岡崎さんや水島さんは望月さんたちは、
二回り下の感じです。

育った世代が違っても、工芸、とくに器などは、
そう違いが出てくるものではなかったと思っていましたが、
このあたりで、そろそろ違いが見えかくれしてきたかもしれません。
器へ対しての、姿勢やスタンスは、
作り手だけでなく、使い手側も、
変わってきているのでしょう。

それでも、うつわ屋は思います。
いまどきの話ではなく、時代錯誤のような昔話と意識しながら、
おいでになる、若いママのお客様や、
若い紳士とお話しさせていただいていると、
たまたま知る機会がなかっただけで、
ぼくの骨董話を、とてもすんなり理解してくださって、
スムーズに伝わることがあると、
「あれ、オヤジたちの知恵も満更でもないかも」などと、
思うことも。

反面、若い作り手たちの、
今の暮らしからでないと出来てこない器というのも、
新鮮で勢いのある器で、とても嬉しくなります。
ぼくには、変化も伝統も興味深いことです。
時代の一部しか覗けないながらも感じとれることも、
少し巾を持ってみれることで見えてくることも、
好きな器のことだと、飽きることなく眺め続けていられます。
甘庵
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