多くあるロクロで引き出した鉢や皿や盆と違い、
その多くが円形ではありません。
楕円だったり、いびつだったり、不定形の器が多いのは、
武井さんの意識して、特性としているようです。
ご紹介する茶托も例外ではありません。

茶托 4200円W14cm D11cm H3.4cm
タモ漆仕上げ

隅を丸めた長方形の茶托は、
茶碗たまりがないので、小皿やコースターとしても、
使い方を限定されず、自由に工夫を楽しめます。

茶托 42000円
W14cm D11.5cm H1.7cm
松漆仕上げ
松材を自由に切り取った形は、
同じ仲間と直ぐにわかっても、
重ねるとすこしずつどれも違う顔しています。

裏を返すと、手で削った刃の後が小気味よく、
リズミカルな表情を見せています。
刃物を研いでは削ることで出来上がっていく、
手の後の残る仕事からは、木との会話が聞こえてくるのは、
武井さんのどの仕事にも、共通しています。
甘庵
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