今日のテーマは、「光藤さんの器デビューなら?」です。
そのために、毎日使えて、手に取り、口に触れ、
使い勝手の良さを感じていただける器であること。
使い込むことで、少しずつ変わって行く、
陶器の楽しみを体験して頂くには、
使う頻度が高いこと。
などが条件かと考えで、マグカップをお薦めします。

粉引マグカップ 3600円 φ8cm H8cm 200cc
安南手マグカップ 3600円 φ8cm H8cm 200cc
今回の個展には、粉引と安南手が来ています。
どちらも土もので、安南も粉引ベースで仕立てられています。
使うことで、貫入が入ったり、釉薬が落ち着いて来たりと、
土ものの醍醐味、侘びていく表情も楽しめます。
とはいえ、光藤さんの器は、
「焼き切っている器」とぼくが表現している、
しっかりと焼けている器です。
汚れと侘び寂は違います。
使うことで不潔に汚れていくようなことはありません。
使うごとに、器を温めることも兼ねて、
お湯をいれると、茶渋やタンニンが付きにくくなります。
それでも、洗うことは大切。
茶渋やタンニンが気になるときは、
タワシなのでごしごし洗ってください。
でも、土ものなので、漂白材は・・・使わないでくださる方が、
土もの本来の表情が楽しめます。
自分の器を洗うと、高台などの土見せや、釉薬の際などの、
「さくゆき」を味わうことや、
使っていくことでの変化が、
自然と理解出来て来るはずです。
このあたりは、作り手の技量や器作りへの思い入れが、
はっきりと出てしまうところです。
光藤さんの器なら、お薦めです。
そのあたりを確実に、しっかり楽しめます。
甘庵
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