うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

籠展最終日

籠展最終日の今日は、梅雨らしい雨模様の荻窪です。
自然素材で編み上げられたものが、
蒸し暑さや鬱陶しさを払う涼しげアイテムとして、
和の文化の中には数多く存在しています。
すだれ、畳、笊など、暮らしの中には、
限りなく存在しました。

暮らし向きが変わり、
少なくなった景色ですが、
籠は、雑貨などのブームもあり、
安価なこともあり、手に入れた籠がきっかけで、
改めて律儀な職人さんの仕事が見直されたり、
再発見があったと思います。

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何しろ丈夫、使っていて飽きがこない。
使うほどにわく愛着や、なじんでいく色つや。
そんな声が返ってくるようになって嬉しいのですが、
籠展はじめの記事でもお伝えしたように、
山が荒れていけば、自然の素材の入手が厳しくなっていき、
高齢化するばかりの後継者も先細りは歪めません。
残念ながら現実です。

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時代遅れの言葉ですが、
「和洋折衷」という言葉があります。
和の文化は、古今東西新しいものを、
素直に取り入れながらも、
常に和の暮らしになじませ同化させてきました。
ミーハーというか、新しい物好きというか・・・・。
それらは、言葉の印象ほど悪いことではないと、
そう思っています。

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フレッシュな物を取り入れながらも、
太い流れの文化が生き生きしていることこそ、
伝統であり文化だと思っています。
ぼく自身も、価格や流通の利点ばかりに左右され過ぎず、
どこかで自分の物差しをもって使い続けることで、
職人さんたちを応援出来ると信じて、
頑固なミーハーて行きたいと思っております。

                甘庵


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コンビネーションの表情

山葡萄とアケビを適材適所で使って、
編みあがった籠を2点ご紹介します。

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素材の持つ色や質感の違いを、
引き立て合うコンビネーションは、
編みあがった現在の姿から、
使っていただくことで、さらに表情を豊かにしていきます。
とはいえ、日本の素材と職人から生まれた籠は、
使い捨てるとは行かないまでも、
流行のスピードで向き合うには、
時間が短いかもしれません。

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銀花で橋渡しして来たお客さまは、
ぼくが改めて説得する必要もなく、
はじめから長く使ってくださるおつもりですし、
ゆったりを変わっていく物の侘び感を、
楽しまれてくださるので、
当たり前のように、10〜20年と使っていただいていると、
お客さまから、お褒めのお言葉をいただきます。
嬉しい限りです。

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これらの籠も可愛がられ、使われていった後の姿を、
楽しみにして、橋渡しの励みにしていきましょう。

               甘庵


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編み目様々 2

昨日に続き、美しい籠の編み目を、
ご覧いただきます。

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ご覧頂いた編み方でも、籠の形状や大きさによって、
同じ編み方と思えないほどに印象も違います。
さらに、少しずつのアレンジも加えると、
表情はさらに豊かになって、
毎年毎年、関心し、楽しんでいます。

              甘庵


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