自然素材で編み上げられたものが、
蒸し暑さや鬱陶しさを払う涼しげアイテムとして、
和の文化の中には数多く存在しています。
すだれ、畳、笊など、暮らしの中には、
限りなく存在しました。
暮らし向きが変わり、
少なくなった景色ですが、
籠は、雑貨などのブームもあり、
安価なこともあり、手に入れた籠がきっかけで、
改めて律儀な職人さんの仕事が見直されたり、
再発見があったと思います。

何しろ丈夫、使っていて飽きがこない。
使うほどにわく愛着や、なじんでいく色つや。
そんな声が返ってくるようになって嬉しいのですが、
籠展はじめの記事でもお伝えしたように、
山が荒れていけば、自然の素材の入手が厳しくなっていき、
高齢化するばかりの後継者も先細りは歪めません。
残念ながら現実です。

時代遅れの言葉ですが、
「和洋折衷」という言葉があります。
和の文化は、古今東西新しいものを、
素直に取り入れながらも、
常に和の暮らしになじませ同化させてきました。
ミーハーというか、新しい物好きというか・・・・。
それらは、言葉の印象ほど悪いことではないと、
そう思っています。

フレッシュな物を取り入れながらも、
太い流れの文化が生き生きしていることこそ、
伝統であり文化だと思っています。
ぼく自身も、価格や流通の利点ばかりに左右され過ぎず、
どこかで自分の物差しをもって使い続けることで、
職人さんたちを応援出来ると信じて、
頑固なミーハーて行きたいと思っております。
甘庵
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