荒川尚也さんの個展は毎年催させてもらっっていて、
ブロクがはじまってからも、
その度ごとの、熱く語ってしまっているので、
重なった内容になりますが、
今日は荒川さんの器の魅力の根源に関わるお話です。

荒川さんのガラスの器の特徴として、
アワが奇麗な器と認識されているかたが多いと思います。

その通りなのですが、
そのアワが奇麗に煌めくのは、
まずは、澄んだ素地が奇麗だからです。
現在のアワには、細かな銀河のようなタイプと、
点々とリズムが聞こえそうなアワがあります。

細かい泡は、デザインを計画的に素地の中に、
発泡薬品を問い込めて、高温なガラス素地で発泡させています。

点々のほうは、当初は刃の間の大きなのこぎりの上に、
柔らかな素地を転がして凹ませたところに、
溶けたガラスを重ねて(着せて)閉じ込めた空気の泡です。
静と動。
華やかと侘び。
加えると省く。
対局するイメージがそれぞれにわきますが、
ガラスの器として使いやすく、楽しい、
盛り映えのする器に、それぞれの個性で出来上がっているのは、
魅力的あ素地があってこそと、
そう思っています。
甘庵
皆様のクリックは励みになります。人気blogランキングへにほんブログ村 工芸bloog.jp へご協力ありがとうございます。テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
梅雨の終わりに近づいているのに、
まだまだ集中豪雨などの情報が入ってきます。
油断出来ませんね。
今日の荻窪は午前中に雨音の激しく聞こえるほど降りましたが、
今は薄日が差していて、しっかり蒸し風呂です。
こんな日本の夏なので、
今日は涼しげな画像が先にありきでお話します。
左:みぞれ花器 9450円
W12cm D7cm 高さ16.5cm
右:オーバルの花器 クラック無し12600円
W10.5cm D8cm 高さ22.5cm甘庵が子供の頃には、
飲食店などでも、まだまだクーラーが完備されていなくて、
入り口がすだれや縄のれんみたいな物にして風通しを良くしたり、
目に涼しいもので、涼しさを気持ちで補うことが多かったですね。
オーバルの花器 クラック無 31500円
W20cm D10cm 高さ22.5cm
手持ちがかなり重量感のある花器ですそんな中で、確かに涼しいと感じたものに、
氷柱がありました。
子供心には、とても大きな氷の固まりが、
どーんと立っていて、透明でアワが真ん中あたりに入っていて、
そばにいるだけでひんやりしたのですが、
ついつい手をたして、冷えてしびれるまで触っていて、
おこられた物です。
荒川尚也さんのこれらの花器を見て、
すぐにその氷柱を連想してしまいました。
この花器に水を入れると、
本当に氷の固まりのように見えてきます。
もういかにも涼しげな夏の花器ですね。
甘庵
皆様のクリックは励みになります。人気blogランキングへにほんブログ村 工芸bloog.jp へご協力ありがとうございます。テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術