今回の匙と箸展は、3人の金属の作り手が出展してくれました。
伊藤博さんは銅の匙を並べてくれました。
銅スプーン 2200円
L13.5~17.5cm D3.5~3.7cm H2cmたたいて延ばし、曲げ、つないだりと、
鎚目のあとから、リズミカルな音が聞こえてきそうです。
銅漆仕上げスプーン 2200円
L16cm D3cm H1.2m朱色の先の部分は、漆で仕上げてあります。
金属なのに、ちょっとほんわかした柔らかく感じるスプーンです。
手から生み出された気持ちの良い仕事は、
素材が生かされていて、使い勝手や思いやりが、
きちんと込められています。
伊藤さんの匙も、手にすると、
そんな暖かみが、じんわりと伝わってきます。
うれしいですね。
甘庵
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新年の挨拶をしていたと思ってら、
節分暦でも新しい年になちゃったと思っていたら・・・。
カレンダーも3枚目です。
おひな様になれば、やっぱりもう春ですよね。
「銀花」ではおひな様も一日並んだ企画展は、
早めに終えてしまいましたけど、
やっぱり弥生三月、おひな様をご紹介しておきます。
真鍋芳生さんの張り子の「桃花ひな」です。
道楽かん工房張り子
桃花ひな 6300円 H11.5cm良いでしょう。
なんだか、ちょっと古風な装いで、
気品をもっていながらも、
古く臭くもなく、明るい表情や色遣い。
ちょっとしたスペースにあるだけで、
なんだか、心がふわっと春めいてきます。
甘庵
テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
荒川尚也さんと話をしていると、
ある意味非常に理屈ぽいところがあります。
話がとても上手で、理論展開を面白おかしく語るのですが、
ものつくりの姿勢は、繊細で深く思慮していて、
いつも敬服させられます。
だからこそ、作品を手のとると、
裏切られることなく、いつも嬉しくなります。
その喜びは
「あかり」でも変わるところがありません。
シェードは色々な角度からご紹介したので、
今日は荒川さんのスタンドのディテールをご覧頂きます。

片手で持つにはちょっと気合いがいるような重さの、
スタンドのベースと支柱は、
鉄を腐食させる、時間のかかるエッチングの方法で、
光で効果的に浮かぶ文様を施しています。

支柱の端部、スイッチ部分なども、
しっかりと吟味して作り込まれています。

小振りなスタンドほうも、
違う文様ですが同じくエッチングされています。
何枚かの鉄板を止めている真鍮リベットも良いアクセントになっています。

シェードの止め方は、
支柱から伸びた腕木に付いたビスで留めます。
古典的でシンプルですが、
全体のバランスとして良い納まりです。
荒川さんが「作り出したガラスが一番綺麗にみれるように」と、
あかりを作り出し始めたころに言っていた言葉通りの、
デザインのコンセプトが、
隅々まで、行き届いているディテールです。
甘庵
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